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今こそ地方が輝く時!魅力発見ご当地の味 青森県編

その土地ならでは『ご当地の味』はそこに住む人はもちろん、訪れる人にとっては旅行の目的のひとつになったり、離れている人は故郷を思い出せたりと魅力的なものです。各都道府県の特産物や郷土料理、ご当地グルメなどをご紹介していきます。

今回は【青森県編】です!


県民が愛する「七子八珍」

本州の最北に位置する青森県は、太平洋、日本海、陸奥湾と三方を海で囲まれているため、昔から新鮮な魚介類に恵まれています。

特に好まれているものを象徴する言葉が「七子八珍(ななこはっちん)」。「7+8で15種の魚介類」を指すと思われがちですが、実は34種!「七子(7品)」「八珍(8品)」「堂々九品(9品)」「隠れ十品(10品)」のことで、青森県がいかに美味しい海産物の宝庫であるかがわかります。


○「七子(魚卵七品)」…コノコ、タコノコ、ホタテノコ、スジコ、マシラコ、ブリコ、タラコ

○「八珍(珍味八品)」…クリガニ、ガサエビ(シャコ)、ナマコ、ウニ、フジツボ、シラウオ、サメ、ホヤ

○「堂々九品(青森を代表するもの九品)」…メバル、アブラメ、イカ、ホタテ、ヒラメ、サケ、タラ、サバ、イワシ

○「隠れ十品(地元で評価の高いもの十品)」…イシナギ、ミズダコ、ソイ、カレイ、ブリ、タイ、アンコウ、マグロ、キンキン、サクラマス


例えばフジツボは、珍味中の珍味!ゴツゴツした見た目で貝の仲間のようですが、カニやエビと同じ甲殻類。そのためカニやエビに似た甘みがあり、舌触りはプリンのようにとろけます。首都圏の高級料亭からの需要も高いそうです。


不動の人気!2大B級グルメ

数あるB級グルメの中でも人気が衰えないのが、「生姜味噌おでん」と「味噌カレー牛乳ラーメン」でしょう。

「生姜味噌おでん」のはじまりは、戦後、青森駅周辺の屋台で提供されていたおでん。冬の厳しい寒さの中で青函連絡船に乗る船客の体を少しでも温めようと、ある屋台のおかみさんが味噌に生姜をすりおろしたタレをかけたところ喜ばれ、広まっていったそうです。

タレは、酒、赤味噌、みりん、だし汁を混ぜて煮立て、仕上げに生の生姜をおろして混ぜてつくるのが一般的。一年を通して提供している地元のお店は多いそうです。

「味噌カレー牛乳ラーメン」は、昭和50年頃、学生の間でいろいろな組み合わせでラーメンを食べるのが流行し、その最終形として誕生したもの。味噌のコクとカレーのスパイシーさ、牛乳のまろやかさが見事に調和していてクセになる味。老若男女のソウルフードといえる存在です。


青森といったら「りんご」!

青森県は言わずと知れたりんごの産地です。生産量・栽培面積ともに日本一で、この地位を100年以上もの間守り続けています。

栽培されているりんごは50品種を超えます。その中でも極めて珍しい品種が県の西部の五所川原市の特産である「御所川原」、通称「赤~いりんご」です。

これは手のひらに収まるくらい小粒なりんごで、皮をむくと…なんと果肉が真っ赤!一般的なりんごの花は薄いピンク色ですが、花も葉も赤く染まっています。赤くなるのは、一般的なりんご品種に比べて、ポリフェノール成分が約3倍、アントシアニンが約4倍も含まれているからなのだそうです。

酸味が強く果肉は硬いので加工品に利用されています。ジュースやジャム、ワイン、スイーツなどさまざまな商品が開発されていて、どれも色鮮やか。例えばアップルパイをつくるとフィリングはピンクになるので、“映える”スイーツになります。販売時期は 10月~2月ごろで、通信販売でも購入はできます。



いかがでしたか?

青森県にもまだまだ知られていない魅力があることがお分かりいただけたと思います。次回も東北地方の情報を探ります。

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