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今こそ地方が輝く時!魅力発見ご当地の味 茨城県編

その土地ならでは『ご当地の味』はそこに住む人はもちろん、訪れる人にとっては旅行の目的のひとつになったり、離れている人は故郷を思い出せたりと魅力的なものです。各都道府県の特産物や郷土料理、ご当地グルメなどをご紹介していきます。

今回は【茨城県編】です!


茨城県は「常世の国」

関東地方の北東にある茨城県。日本屈指の農業地帯で、東京都中央卸売市場での取扱高では17年連続で全国1位をキープしています。また、茨城県沖には親潮と黒潮が流れ、海流がぶつかる潮目であるため一年中魚が豊富な漁場でもあります。

奈良時代に編纂された『常陸国風土記』では、「土地広く、土が肥え、海山の産物もよくとれ、人びとは幸せに暮らし、常世の国(極楽)のようだ」と記されており、昔から豊かな土地であったことがうかがえます。


「生しらす」は秋が旬!冷凍商品も人気

そんな茨城県では、今、生しらすが旬を迎えています。出荷は例年4月から11月頃まで行われていますが、特に脂がのって美味しいのは9、10月といわれ、地元のお店には生しらす丼を求める行列ができます。

この生しらすを冷凍した商品「海の輝き」の売れ行きも好調です。生しらすはすぐに鮮度も味も落ちてしまうため、水揚げをする漁港の近くでしか味わえないとされていました。しかし「海の輝き」を流水解凍をすると、地元で食べる味にも劣らない、天然のほのかな甘味とプリプリの食感を味わえます。

そもそも、生しらすの鮮度が落ちる理由は漁業の方法にありました。一般的に船曳網漁業のしらす漁は2艘曳きで、網を引くのに時間がかかるため、はじめに網にはいったしらすの鮮度はどんどん落ちてしまうのです。そこで茨城沖では、1艘曳きにし、短時間で網を落とし、網を引くのも短時間に。さらに獲れたてで生きたままの透明なしらすを、茨城県水産試験場で開発した船上鮮度保持技術で処理することで浜の味の冷凍化に成功したそうです。地元漁師と想いと丁寧な仕事によって生み出された冷凍生しらすは、遠出ができない今、旬を感じさせてくれる貴重な一品になりそうです。


そば職人・そば通が支持する「常陸秋そば」

茨城県は、江戸時代から「そばどころ」として知られた名産地です。歴史ある産地であるゆえ、さまざまな在来種が作られていましたが、茨城の気候に適した質の高い品種をつくろうと育成されたのが「常陸秋そば」です。

特長は「実が大きく、粒ぞろいが良く、黒褐色の見た目にも大変美しいそばで、口に含んだ時の甘味と、鼻腔に広がる芳醇な香りが特に優れている」こと。"玄そばの最高峰"と評価もされていて、国内産のそばの中でも高値で取引されています。名店といわれる店でも多く使われているそうです。

地元ではザルに盛ったり、出汁にいれたりするのではなく、「つけけんちん」といって、具沢山の汁に太めのそばをつけて食べる習慣があります。けんちんの具は、秋の農産物、ネギ、大根、ごぼう、こんにゃく、ニンジン、シメジ、芋がらなど。他県で食べられている「かけけんちんそば」ではなく「つけけんちんそば」なのは、そば本来の風味を感じるためなのだとか。「農産品が豊富」で「そばどころ」というと地域性だから根付いた食べ方なのでしょう。


甘みが深い「貯蔵栗」

栗の栽培面積・生産量でも長年、全国1位を誇っています。生産量が特に多い笠間市では、ブランド力向上を目指して「貯蔵栗」を開発したそうです。

「貯蔵栗」は「一定期間冷蔵(0℃前後)貯蔵することで、糖の含有率が通常の栗の2~3倍になった甘みが強い栗」。大きさ、甘み、香り、すべてが備わった栗だと注目が高まっています。

茨城県の栗のスイーツも魅力的。「栗の甘納豆」や「栗シェイク」「栗のモンブランかき氷」など定番とは一味違う名物は多く、テレビでもたびたび紹介されています。


一部で魅力が少ないといわれる茨城県ですが、実は美味しいものがいっぱい!

これからもさまざまな地域の魅力をご紹介します。

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