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進化するサービスを活用し、ECを盛り上げる

自宅で楽しく過ごすための「巣ごもり消費」は新たなトレンドになっており、飲食業界においてもECサイトの活用が進んでいます。最近はECサイト利用者の「かゆいところに手が届く」サービスも増えてきていて、売上UPの秘策になりそうです。


購入者にも販売者にもメリットが大きい「シェア買い」

オンラインショップでは一般的に、商品と価格を掲載し、それに納得したお客さまから注文が入り、売買が成立します。これに対し「シェア買い」とは共同購入のことで、何人かで集まって商品を購入することで、価格が安くなる仕組みです

購入希望者は商品を安く買いたいため、友人や家族に情報をSNSで共有したりして「宣伝」し、一定の人数を集めようとします。一方、販売者は、シェア買いのシステムにすることで宣伝効果が得られますし、売れる数を増やせるので、割引率を上げて販売することができます。販売数から割引率を設定するため、割引率を上げても利益を確保することはできます。

シェア買いが消費者に受け入れられている理由は、安く購入できることより、「良い商品を友人や家族に勧められる」ことにあるようです。コロナ禍で人と人とのつながりが希薄になる中で、友人や家族とコミュニュケーションをとり、商品を教えることにより新たなストーリが生まれることが魅力となっているのです。


シェア買いアプリも登場

「シェア買い」という新しい販売促進方法を使用したアプリとしてメディアでも取り上げられているのが「カウシェ」です。

消費者側はまずは欲しいと思った商品を選び、割引価格で購入を決定し、その情報をSNS等でシェア。1人以上が同商品の購入を決めると「シェア買い」が成立します。

シェアは、家族や友達、知り合い以外とも可能。「シェア買いグループ」をつくり、アプリ上で同じ商品を購入したい人と出会うことができますし、他人が立ち上げた「シェア買い」に加わることも気軽にできます。

「カウシェ」を提供する株式会社X Asiaの発表によると、2020年に取引の多かった商品は「お酒」「おつまみ」「お菓子」だったとのこと。「シェア買い」と「家飲み」需要は相性がよいことがわかります。

また同社では、2021年1月に緊急事態宣言で打撃を受けた飲食事業者を支援するため、事業者向け販売手数料の無償化、即入金対応を実施したそうです(現在は終了)。苦境に立った飲食店を支える企業姿勢も嬉しいものです。

カウシェ

https://kauche.com/


ラーメン通販に特化したサービスも登場

通販に取り組むラーメン店は多いものの、その再現度やクオリティには差があり、売上が伸び悩んでいたり、通販に踏み切れずにいる店舗は珍しくありません。

「宅麺.com」は、「単にラーメンを通販するのではなく、『店主さんの作った本物のラーメンを、自宅で楽しむ』という文化をつくる」を目標にサービスを展開中。全国に数多あるラーメン・つけ麺・まぜそばの中から厳選した店の商品を、限りなくお店の味に忠実なお取り寄せラーメンにして取り扱うことで、国内最大級のラーメン通販サイトといわれるまでになりました。2020年の年間販売食数は前年比179%増を達成したそうです。

2020年の4月の緊急事態宣言発令以降、パートナー店舗も増加しているとのこと。単なるラーメンに特化した販売サイトではなく、通販による売上づくりと安定した経営を確立するサポートをしてくれることが、ラーメン店経営者が信頼を置く理由になっているようです。さらに、オンラインラーメンイベント「真ラーメン祭り絆2021 in 宅麺.com 〜春の陣〜」を開催するなど、話題性も抜群。包括的なサービスで通販を収益源にしたいラーメン店を応援してくれます。

宅麺.com  

https://www.takumen.com/


コロナの収束が見えない今、割引クーポンなどの従来の販促物の効果は以前のようには期待できなくなっています。今は、「巣ごもり需要」や「シェア買い」など消費者が新たなに関心を持っていることに目を向け、積極的に取り入れていくことが必要になっていきそうです。


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