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お客さまを飽きさせない! テイクアウトメニューをアイデアリニューアル!

コロナ禍においてテイクアウトの需要は劇的に増えており、店内飲食だけだったお店も次々と参入しています。ただ消費者は、長引く外食自粛生活で、お弁当や丼ものなどのお決まりのメニューには「飽きつつある」という声も。

今、人気が出てきているのはヘルシー志向のテイクアウトメニュー。テレワークなどで不規則になりがちな生活の中、いつものメニューを少しだけヘルシーにできるものに注目が集まっています。



ロカボ麺でヘルシーに大満足


ダイエット中の人やヘルシー志向の人が何より気にするのが糖質です。ただ「たまにはガッツリ食べたい!」と思う人も少なくありません。そんな時に嬉しいのが味には遜色ないのにローカーボな麺類です。

ラーメンチェーンの幸楽苑が、こうした消費者の声を受け提供を始めたのが『ロカボ麺』です。すべての麺メニューの麺を「普通麺」か、普通麺と比べて1 食当たりの糖質 60%オフの「ロカボ麺」から選べるようにしました。ラーメンだとプラス 100 円(税込)、つけ麺はプラス 150 円(税込)で「ロカボ麺」にできるそうです。

「お腹を満たしたいけど、できればヘルシーに食べたい」という消費者の欲求を上手く満たすメニューであることに加え、「糖質を制限した麺を選択肢に入れるだけ」という取り組みやすさも参考になりそうです。また、容器には、製造時間と消費期限(例えば、90分以内)が記載されたシールが貼られていることもお客さまに好評のようです。

同社はロカボ麺を使用した商品の売上の一部を、日本財団を通じ、新型コロナウイルス感染症の最前線にいる医療従事者に寄付したとのこと。地道な社会貢献もお客さまから長く支持される理由のひとつかもしれません。



ご飯やパンの糖質を抑えるだけで新メニュー


テイクアウトへの新規参入時に採用しやすいのはお弁当や丼ものメニューであり、そこから変化を出そうと、おかずのバリエーションを見直すのはそう簡単ではありません。けれど、いつもの白米を玄米や五穀米などヘルシーな炭水化物に置き換える選択肢を加えるだけでリニューアルメニューとして打ち出せるはずです。

大手もそういった戦略を取っています。

例えばカレーハウスCoCo壱番屋では低糖質カレーを開発。ご飯の代わりに、カリフラワーを使い糖質を16.0gに抑えることに成功しました。以前から低糖質メニューへの要望が多く寄せられており、病気やダイエット中の人でも美味しく食べられるメニューを開発することを目指したそうです。同社では「ライスを何に置き換えるかが最大のポイントで、さまざまな食材を試した中で、見た目・食感・カレーとの相性からカリフラワーライスを採用」したとのこと。お客さまからは「味にクセがなく食べやすい」「カレーの具材にカリフラワーは合うのだから、美味しくないわけがない」と高評価のようです。

モスバーガーでは、糖質を多く含むバンズを外し、代わりに野菜ではさむモスバーガー『菜摘』を販売。販売が終了すると、多くの再販を望む声があがり、不定期ながら復活したそうです。また大豆由来の植物性たんぱくを使った『ソイパティ』は、高タンパクな豆を肉の代わりに使用したもので、こちらも大人気なのだとか。

「お客さまのニーズが多様化するなかで、選択できるメニューがあることは大事なこと。肉を食べたい方も、ヘルシーさを重要視する方にも選択肢を増やし、それをお客さま自身が選択できる、ということが大事」と同社はアナウンスしています。



テイクアウトメニューをガラリとリニューアルするために商品開発をするのは難しいものです。家庭で家族に対して栄養バランスを整えるような感覚で、ちょっとしたアイデアを一手間加えるだけで新たな人気のテイクアウトメニューの誕生となるかもしれません。




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